棺桶職人

久々の

休日は

伐採作業で

 

潰れて

しまった

これも仕事さ

 

いろんなサイズの

棺桶を作り

生計を立てる

職人の頂点

 

完成を

させては

燃やす虚しさよ

 

瞬きを

する様な

儚い人生の

 

エンディングロールの

最後に私の

名前が出てくる

映画の脇役

 

忙しい

日々が

続いて

日が暮れる

 

棺桶

職人

の数が増える

一方

 

お墓に入る

前の儀式の

ほんのちょっとの

御膳立てをします

 

どうか

安らかに

眠って下さい

 

来世も

どうか

御用命下さい

 

アディオス

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